
- 1. 1. サイト立ち上げ時の「ドメイン選び」で迷っていませんか?
- 2. 2. サブドメインと新規ドメイン、それぞれの立ち位置
- 2.1. サブドメインは、本家の「看板」を借りてスタートする形
- 2.2. 新規ドメインは、完全に独立した「新店」として勝負する形
- 3. 3. 「全く違うジャンル」を載せるときに気をつけたいこと
- 3.1. 専門性がぼやけて、どっちつかずになる
- 3.2. 「サイト評判の不正使用」と疑われるリスク
- 4. 4. プロが教える「失敗しない選び方」の基準
- 4.1. サブドメインが向いているのはこんなケース
- 4.2. 新規ドメインが向いているのはこんなケース
- 5. 5. まとめ/大事なのは「関連性」があるかどうか
1. サイト立ち上げ時の「ドメイン選び」で迷っていませんか?
新しいWebサイトやサービスを立ち上げるとき、真っ先に悩むのがドメインの構成です。
「今のドメインを活かしてサブドメインで作るのが近道?それとも、心機一転、新しいドメインを取るべき?」
よく「サブドメインなら本家の評価を引き継げるから有利」という話を聞きますが、実はこれ、半分正解で半分はリスクを孕んでいます。今のGoogleの評価基準を考えると、安易にサブドメインを選ぶとかえって逆効果になることもあるからです。
今回は、制作現場の視点から「結局どっちが正解なの?」という疑問を、判断基準とともに整理してみました。
2. サブドメインと新規ドメイン、それぞれの立ち位置
サブドメインは、本家の「看板」を借りてスタートする形
サブドメイン(例:shop.example.com)は、いわば本店の敷地内に建てる「離れ」のようなものです。
本サイトが長年運営され、Googleからしっかり認知されているのであれば、新しく作ったページも「信頼できる運営者が作ったもの」として、比較的早く認識されやすいという強みがあります。
ただし注意したいのは、Googleは「サブドメインは基本的に別サイト」として扱うのが基本方針だという点です。本サイトの検索順位がそのままコピーされるような、単純な仕組みではないことは知っておいて損はありません。
新規ドメインは、完全に独立した「新店」として勝負する形
新しくドメインを取得する(例:newsite.com)のは、真っさらな土地に新店を構えるイメージです。
過去のしがらみが一切ないため、その分野だけに特化した「専門サイト」としての評価をゼロから積み上げられるのが最大のメリットです。将来的に事業を売却したり、ブランドを完全に切り離したりしたい場合には、この形がベストと言えます。
一方で、最初はGoogleからの信頼が全くない状態から始まります。検索結果で上位に顔を出すまでには、根気強い更新とそれなりの時間が必要になるのが弱点です。
3. 「全く違うジャンル」を載せるときに気をつけたいこと
「サブドメインを使えば、どんな内容でも早く評価される」という考えは、今のSEOでは通用しづらくなっています。むしろ、無関係なジャンルを混ぜることで、以下のようなデメリットが生じる可能性があります。
専門性がぼやけて、どっちつかずになる
今のGoogleは「そのサイトが何について詳しいか(専門性)」を非常に厳しく見ています。
例えば、本業の工務店のサイトのサブドメインで、突然「副業ブログ」について書き始めたとします。するとGoogleは「このドメインは建築のプロなのか、副業のプロなのか、どっちなんだろう?」と迷ってしまいます。
結果として、本業のキーワードでも、新しい副業のキーワードでも、評価が上がりにくくなるという「共倒れ」のリスクがあるのです。
「サイト評判の不正使用」と疑われるリスク
近年、信頼のあるドメインパワーを「隠れ蓑」にして、中身の違うコンテンツを上位表示させようとする手法(寄生サイトなど)への取り締まりが非常に厳しくなりました。本業と関連性が薄いコンテンツをサブドメインで展開しすぎると、サイト全体の信頼を損なうことにもなりかねません。
4. プロが教える「失敗しない選び方」の基準
結局どちらにすべきか迷ったら、以下の基準でチェックしてみてください。
サブドメインが向いているのはこんなケース
- 事業の内容がつながっている場合
本業に関連するオンラインショップ、サポート専用サイト、採用情報などが当てはまります。 - 運営主体を明確に出したい場合
「あの会社が運営している安心感」をユーザーに伝えたいときには有効です。 - システム上の都合がある場合
本サイトはWordPressを使っているけれど、ショップ機能だけは別の専用システムを使いたい、といったケースです。
新規ドメインが向いているのはこんなケース
- 本業とジャンルが全く違う場合
ターゲット層も内容もガラッと変わる新しいビジネスやメディアを立ち上げるときです。 - リスクを分けたい場合
新サイトで実験的なことをしたい、あるいは本サイトへの影響を完全にゼロにしたいならこちらです。 - 出口戦略を考えている場合
将来的にその事業だけを売却したり、別会社として独立させたりする可能性がある場合です。
5. まとめ/大事なのは「関連性」があるかどうか
「サブドメインの方がSEOで得をする」という時代は、もう終わりつつあります。
大切なのは、そのドメインの中に「ユーザーが求める専門的な情報がまとまっているか」です。
本業と地続きの内容ならサブドメイン、全く新しい挑戦なら新規ドメイン。この基準で選ぶのが、遠回りに見えて実は一番の近道になります。
「自分の場合はどうするのが一番効率的なんだろう?」と悩まれたら、ぜひ名古屋のホームページ制作会社のタスクスクエアへご相談ください。今のサイトの状況や今後のビジョンに合わせて、最適なサイト構造を一緒に考えさせていただきます。

